私たちは手間のかかる工法を選びます。
私たちは在来工法のエキスパートです。 近年はツーバイフォーなどの枠組み壁工法が増えていますが、在来工法にしかない多くのメリットがあります。
①過不足のない最適な耐震性能
在来工法は、2×4などの壁工法に比べ耐震性に劣ると思われていますが、現在の建築基準法に適合した住宅であれば、耐震基準を満たす設計になっています。特別な耐震性能を取り付ける場合、工法によっては、倒壊は防げても、住宅に亀裂が生じたり、家具が転倒しやすくなったりと、むしろ住宅にマイナスの影響を与える場合があります。
また、ただ硬い、柱の多い家を作れば安全というものではなく、家や中の人を守るためにはトータルでのバランスが重要です。
在来工法であれば、お客様と十分に話し合いながら、コストを踏まえ、どの程度の基準が最も適しているか、柱の一本一本までこだわった家づくりが可能です。
②大工の腕を活かした工法
在来工法は大工の腕が一番試される工法です。井出建設興業では、全て自社の大工で施工に当たっており、腕には絶対の自信があります。在来工法であれば、デザイン性や自由度の高い、お客様の理想に沿った家づくりが可能です。
また、その後の改築やリフォームも2×4などの工法に比べ容易なので、ライフステージの変化に合わせ、長く住み続けることができます。
③職人の育成、伝統工法の継承
現在、大工の技術は衰退しており、次世代の職人の育成と技術の継承はわたくしたちの使命だと思っています。代々受け継がれてきた伝統の工法を絶やさないためにも、在来工法で家を建て続けていくことが重要だと考えています。